合成木材の豆知識
1話 リサイクル製品「SKシリーズ」ができるまで
「カップ麺容器や食品トレー」が「ハイブリッド建材・SKシリーズ」に変わるまで
SKシリーズが出来るまで
(1)まず容器やトレーを細かく砕きます。
(2)粉砕したものを溶かして気泡を抜き、押出成形用に米粒状のペレットを造ります。
黒の顔料を入れて色を揃えます。
※製品が黒くなっているのはこのためです。
(3)原料となるペレットを押出成形機に入れ、製品形状の金型を通して製品にしていきます。
製法はトコロテンを作る要領によく似ています。
“どこを切っても金太郎”の金太郎アメと同じですネ。
この他に製品の中にアルミの芯を入れるなど特殊な技術も使われて出来上がっています。
「SKシリーズ」の素材はリサイクルされた発泡樹脂を利用し、木に代わる素材として注目されています。