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【換気には網戸】網戸で効率的な換気ができます!

2020年に新型コロナウイルス感染症が流行してから、感染対策としてこまめな換気が呼び掛けられています。しかし、本来換気は、人が健康的な暮らしを送るために必要不可欠な行為です。

今回は、換気が大切だと言われる理由を解説します。

換気はなぜ大切?

換気はなぜ大切?

換気とは、部屋の中と外の空気を入れ替えることを言います。換気が大切だと言われる理由には、次のようなものがあります。

①有害物質を家の外へと排出するため

私達の体に害を与える物質は様々です。代表的なのは二酸化炭素やハウスダスト。二酸化炭素が多い空間は、空気中の酸素が少なく、頭痛やめまいといった不調の原因になります。

ハウスダストとは、チリやホコリの中でも特に細かな物質のことです。ハウスダストは、アレルギー性鼻炎や気管支喘息といった病気の原因になると言われています。

換気をして空気を入れ替えることで、二酸化炭素やハウスダストをはじめとする有害物質を家の外へと排出することができます。健康な生活を守るために、換気は欠かせないのです。

②ニオイによる不快感を緩和するため

室内外の空気の移動が少ないと、部屋の中にニオイが籠りがちになります。特にトイレやキッチンは、ニオイに悩まされやすい場所です。

ニオイは人体に大きな影響を与えるわけではありません。しかし、ニオイが籠る部屋は、いるだけで不快感があります。

空気を入れ替えると、部屋の中のニオイも一緒に屋外に排出されます。換気をすることで、ニオイによる不快感が緩和され、快適な毎日を過ごせるようになるのです。

③湿気によるカビの発生を減らすため

カビは家の寿命を縮めてしまいます。家を長持ちさせるためには、カビの発生を防ぐことが大切です。

カビは、湿度が低い場所だと発生しにくくなります。換気によって湿度の高い空気を排出し、湿度の低い空気を取り入れる。すると、部屋の中の湿度が下がり、カビの発生を抑制することができます。

以上のように、新型コロナウイルス感染症の対策以外にも、換気にはたくさんの役割があります。健康で快適な暮らしを送るためには、ウイルスが猛威を振るっている今だけではなく、感染症の心配がなくなった後も、日常的に換気をすることが重要です。

換気の方法は2種類

換気の方法は2種類

換気には「自然換気」と「機械換気」があります。

《自然換気》

自然の力を利用した換気を「自然換気」と言います。私達がよく知る、窓を開けて換気をする方法は自然換気です。自然の風の流れを利用しているためです。風の流れを利用した自然換気は「風力換気」と言います。

自然換気にはもう1つ、「重力換気」があります。温かい空気が冷たい空気よりも軽いことを利用して、換気をする方法です。具体的には、室内に存在する空気の温度が高い時、冷たい空気を取り入れることで、温かい空気は上昇し、高い位置にある窓から外へ逃げていきます。こうして空気の入れ替えをします。

《機械換気》

機械の力を利用した換気を「機械換気」と言います。この場合の機械とは、扇風機や送風機のことです。

機械換気には、「第1種機械換気」「第2種機械換気」「第3種機械換気」の3種類があります。給気・排気ともに機械を使う方法が第1種機械換気、給気にのみ機械を使う方法が第2種機械換気、排気にのみ機械を使う方法が第3種機械換気です。

効果的な換気方法

自然換気と機械換気のうち、多くの家庭で行われるのは自然換気です。自然換気で空気の入れ替えをする場合、重要なのは「2ヵ所以上の窓やドアを開けること」です。空気の入口と出口、どちらも作ることで、効率良く換気ができます。中でも玄関のドアを開けることは、家全体の換気に繋がります。できるだけドアを開けて換気をすることをおすすめします。

ご存じのように、厚生労働省も「3つの密を避けるための手引き!」のポスターで、1番目に「『密閉』空間にしないよう、こまめな換気を!」と掲げています。厚生労働省から呼び掛けられている、効果的な換気方法は次の通りです。

“風の流れができるよう、2方向の窓を、1回、数分間程度、全開にしましょう。換気回数は毎時2回以上確保しましょう。”

“窓が1つしかない場合でも、入口のドアを開ければ、窓とドアの間に空気が流れます。扇風機や換気扇を併用したり工夫すれば、換気の効果はさらに上がります。”引用元:3つの密を避けるための手引き!(厚生労働省)

自然換気の問題点

自然換気の問題点

家庭で行いやすい自然換気ですが、問題点もあります。窓やドアを開けることで、害虫やホコリ、花粉などが部屋の中に入り込んでしまうことです。

「虫が侵入するのが不安…」

「アレルギーがあるから、ホコリや花粉が入ると辛い…」

換気の際に、そんな心配事や悩みを抱えている方は多いと思います。

きれいな空気だけを部屋に取り入れる。そのために大事な設備が「網戸」です。自然の空気を取り入れながら、害虫、ホコリ、花粉などの侵入を防ぐことができます。

網戸を使ってきれいな空気を部屋の中へ

私達が健康的で快適な暮らしを送るために、換気は欠かせません。しかし、窓やドアを開け放していると、虫やホコリ、花粉などが入り込んできてしまいます。こうした余計な生き物や有害物質を侵入させず、きれいな空気だけを取り入れる時に、網戸は大活躍します。

「虫や有害物質の侵入が不安で満足に換気できない」

そんな方は、網戸を取り付けて換気を行ってください。セイキでは、豊富な種類の網戸を取り扱っています。お家の環境や取付け場所にぴったりの網戸が、きっと見つかることでしょう。

換気対策のおすすめ網戸

玄関ドアを開けて換気をしたい方におすすめ

玄関ドアを開けて換気をしたい方には、各種玄関ドア用の網戸がおすすめです。セイキでは、使い勝手とメンテナンス性を追求した玄関ドア用網戸を多数取り揃えています。

対象商品

・プラスドアーミー
・アルマーデフリー
・ロールフリーIII
・ロールフリーワイド
・リリーブ

詳しくは玄関ドアの商品一覧をご覧ください。

小さな虫が気になる方/窓の眺望を良くしたい方におすすめ

小さな虫が気になる方や、窓の眺望を良くしたい方には「スッキリ網戸」がおすすめです。糸の線径が細く、細かい網目のネットを使用しているので、防虫性、眺望性に優れています。

詳しくはスッキリ網戸の商品ページをご覧ください。

換気したいけど花粉の侵入は防ぎたい方におすすめ

換気した時の花粉の侵入が気になるという方には「フィルター網戸」がおすすめです。1インチあたり網目200本のネットがフィルターの役割を果たします。換気効率は低下しますが、花粉の侵入を80%以上防げる網戸です。

詳しくはフィルター網戸の商品ページをご覧ください。